インフルエンザワクチン接種の予約受付を開始しました。
インフルエンザ予防接種Q&A もご参照ください。
毎年、日本を含む北半球では、夏に南半球でのインフルエンザの流行の様子を見て、冬の流行の予測の参考にしていました。実際に、2020年・2021年オーストラリアでは殆どインフルエンザの流行が無く、その冬の日本でも同様でした。
今年、オーストラリアでは、4月から8月にかけてインフルエンザの流行がありました。これは例年より数か月早く、最盛期の患者数も、例年より多く記録されました。この状況から、この冬は日本でもインフルエンザの流行が起こると予想されています。なお、関係があるか分かりませんが、新宿区では8月にインフルエンザのプチ流行(新宿区感染症発生動向調査週報)がありました。
ワクチンはその製造工程の特質から、年々製造効率が一定しない(供給量が変動する)のは止むを得ないと言われています。幸い、今年のワクチンは昨年より余裕のある供給が見込まれます。
高齢・病気の方は勿論、受験・仕事などの予定のある方や、ご家族に病人のおられる方など、ワクチン予防接種の計画を立てて、予約をお取りになることをお勧めします。
なお、これから新型コロナウイルスワクチンの追加接種を受ける方は、「インフルエンザ予防接種と特に間隔をあける必要はない」と、厚労省から発表されているので、ご参考にして下さい。
Australian Influenza Surveillance Report
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